皆さま、こんにちは!
改めまして、大阪産業大学のファム ティ ニュ クインです。本日は少し緊張していますが、「米山奨学金の活動と感謝」について、自分の経験をお話しできればと思います。よろしくお願いいたします。
最初に、簡単に自己紹介をさせていただきます。私の専攻は国際学で、語学や異文化理解を中心に学んでいます。普段は、暇の時間は自分の興味に集中しますか実習を取り組んでいます。
性格を一言で表すと、少しマイペースで、普段は「明るいね」とよく言われています。確かに人と交流することは好きほうですが、実はたまに「今日はあまり話したくないな」と感じる日もあります。そういう時は自分の興味に集中することが好きです。
生活の習慣につきまして、早起きが少し苦手です。その代わり、夜は本を読んだり課題をしたりすることが多いです。料理はあまり得意ではありませんが、美味しいものを食べることが大好きです。
このように普段は明るく前向きに過ごしていますが、自分のペースも大切にしながら、留学生活を楽しんでいます。本日は、そうした私の生活の一部や成長のきっかけを作ってくれた米山奨学金についてお話ししたいと思います 。
次に私の興味についてお話しします。私は一番好きなことは読書です。特に小説に強い関心を持っています。小説は私にとって心の栄養のような存在です。小説の世界に入り込むことで、日常では体験できない出来事や人生を追体験することができます。読書を通じて、新しい知識や考え方を学ぶことができるので、これからも大切
にしていきたい興味です。
これからは、ロータリー米山奨学金への感謝ついてお話します。
米山奨学金をいただいてから、私は本当に多くの方々と出会う機会をいただきました。特に印象的なのは城北クラブの例会や懇親会です。そこでは、普段の学生生活だけでは出会うことのない社会人の人々と直接お話しすることができました。皆様はとてもあ温かく迎えてくださり、食事をしながら楽しく会話をする中で、日本社会の考え方や価値観に触れることができました。例えば、ロータリーアンのご自身の頃の思い出を話してくださったことと旅行先で楽しい経験などのことも文化を理解する大事な一歩です。
次に、支援者の温かさについてお話しします。奨学生として初めて例会に参加したとき、私はとても緊張していました。言葉もうまく出てこないのではないか、日本語で自分の気持ちを伝えられるのか、本当に不安でいっぱいでした。しかし、食事の席でロータリーの皆さまがとても優しく声をかけてくださいました。
「日本の生活にはもう慣れましたか?」「例会はもう慣れましたか」といった一言一言が、私の緊張をほぐしてくれました。ある方はベトナム料理の話をしてくださり、私はすぐに安心することができました。
そのとき、私は 1 人ではない。日本には私を支えてくれる人がいると感じられたことが、私にとって大きな安心と勇気になりました。
留学生生活は、時に孤独や不安を感じることもあります。でも、ロータリーの皆さまの温かい言葉や笑顔が、私の心を温めてくれました。まるで日本にもう一つの家族ができたような安心感を覚えました。
この経験を通じて、支援とは単に金銭的なものではなく、人の心を支えてくれる温かさであることを学びました。
最後に、成長のきっかけについてです。
私は米山奨学金を通じて、人前で話す経験を数多くいただきました。最初は日本語で発表することに大きなプレッシャーを感じていました。しかし、何度も挑戦する中で、少しずつ慣れていき、今では人前で話すことに以前ほどの恐怖はなくなりました。
例会のたびに、自分がどんなことを頑張ってきたのかを、ロータリーアンの皆さまや仲間の前で伝える機会がありました。「授業でこういうことを学んでいる」「ボランティアでこんな経験をした」など、毎回少しずつ話すうちに、自然と自分に自信が持てるようになりました。
■活動の紹介
一つ目の活動は、関西米山学友会の 40 周年記念式典です。この式典では残念ながら、私がお世話になっている城北クラブの皆さまは当日来られませんでした。しかし、他の多くの奨学生と出会い、交流の輪を広げることができました。式典の中では一緒にダンスを楽しみ、良い思い出を作ることができました。留学生同士のつながりを築けたことは、私にとって大きな財産です。この式典に参加する前、私はダンスの出し物に参加することになり、何回か練習に行きました。練習のときは一生懸命覚えようとしましたが、当日は緊張もあって、思うように上手にはできませんでした。それでも、周りのみんなと一緒に踊ることができて、会場がとても明るい雰囲気になり、本当に面白い経験になりました。
二つ目の活動は、米山奨学生の勉強会です。この勉強会では、まず ロータリー米山奨学金とは何か を詳しく教えていただきました。奨学金の仕組みや歴史、そして多くの方々のご支援によって成り立っていることを知り、改めて大きな感謝の気持ちを持ちました。
その後は、奨学生同士で チームワークの活動 をしました。協力して課題に取り組んだり、意見を出し合ったりすることで、とても楽しかったです。活動の後には、みんなで一緒にご飯を食べました。同じ奨学生として集まり、食事をしながら笑い合った時間は本当に楽しかったです。
その日は一日中とても明るい雰囲気で、面白く、忘れられない思い出となりました。
■まとめ
本日の発表は一番お伝えしたいのは、ロータリーアンの皆さまへの感謝の気持ちです。日本での留学生活は、奨学金をいただくことだけではなく、多くの支援者と出会い、また皆様から温かく迎えてくれて、食事を共にしながらご自身の体験を語っていただいたことで、私は安心と勇気をいただきました。支援をいただいたおかげで、私は勉学に励むことができただけでなく、人との出会いや挑戦を通じて大きく成長することができました。
これからは、この感謝の気持ちを胸に、学んだことを社会に還元していきたいと思います。将来は国際交流や教育の場で、人と人をつなぐ存在になりたいです。そして、いつか私も、今の私を支えていただいたロータリーアンの皆さまのように、次の世代を励まし支えられる人になりたいと考えています。最後になりますが、ここまで支えていただいたロータリーアンの皆さま、そして米山奨学金の関係者の皆さまに、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。