Rotary Club of Osaka Shirokita

2013~2014年 大阪城北RC


第37代会長
廣 田 敦 善
Atsuyoshi Hirota

『 心の種を播こう 』

 今年度大阪城北ロータリークラブ、第37代会長を拝命しました。 全力を尽くして 『奉仕活動』 を貫徹する活動をしたいと決意しています。ともに会員諸氏がクラブに属して、満足できる雰囲気を醸し出したいと思っています。

 社会生活でも一般的に言えることは、人と人の間に心の連帯感がなくてはならないということです。心の繋がりが存在すればどのような大変なことでも、苦もなく乗り越えられるものです。ましてや私たちはロータリークラブに属しています。『職業を通じて、社会及び国際に奉仕する』これがロータリーの使命です。ロータリー以外の人には課せられない使命を、私たちは果たそうとしているのです。それだけに会員相互に強い心の繋がりが重要なのです。

 心の繋がりを確たるものにするにはどうしたらいいのでしょうか。それは会員がお互いに尊敬することから始まると思っています。お互いが尊敬するには、お互いがよく知り合うべきです。クラブ親睦活動はこの切っ掛けとなるものです。表面的な「おつきあい」がいくら深くなっても、尊敬まで進展しません。性格、日常生活、職業内容、思想まで相手を知り、その上で敬意とともに意見を交わし、心の繋がりを構築するのです。注意すべきはロータリークラブが単なる『お遊びクラブ』で終わってしまっては寂しい話だということです。

 今、我が城北ロータリークラブを省みれば、この心の繋がりが不足しているように思えてなりません。経験豊富なベテラン会員、新しい思考方法を持っている若い会員、人材は豊富なのに、お互いが親密に知り合うことを拒絶しているようにさえ思われるのです。この心の繋がりがあいまいなことは、 ロータリークラブの目的『職業奉仕』『社会奉仕』『国際奉仕』に対する意欲を小さいものにしているのです。

 今年度、このような雰囲気を打破し、心と心の出会いを再構築したいと考えています。 そのためにまず、すべての会員と言葉を交わす機会を設けたいものです。一年間にすべての会 員と言葉を交わすことから始めましょう。 それが『心の種を播く』ことになるのです。

会員諸氏のご協力、 ご支援をお願いします。

1932年、ロータリアンのハーバート J. テイラーが「四つのテスト」を作り、その11年後、ロータリーはこれを倫理規範として採用しました。以下の問いに示されたこのテストは100カ国語以上に翻訳されています。