30周年記念事業の大阪城天守閣での「南蛮屏風」
平成19年1月2日、当大阪城北ロータリークラブは、創立30周年を記念し 「南蛮屏風」 の原寸大陶板を大阪城に寄贈、その除幕式を大阪城において来賓多数の出席を得て行った。
社会奉仕活動などを行う 「大阪城北ロータリークラブ(RC)」 (大阪市都島区)は創立30周年を記念し、大阪城天守閣(同市中央区)に所蔵されている重要文化財 「南蛮屏風」 右隻の原寸大陶板を寄贈し2日、天守閣で除幕式が開かれた。
南蛮屏風はヨーロッパとの交易の様子を描き、16世紀末から17世紀初頭にかけて制作された。こうした屏風は90点以上あるが、天守閣所蔵のものは、左隻に南蛮船と外国の港を、右隻に南蛮船と日本の港を描く代表的な作品で、国の重要文化財に指定されている。今回、 「外国からの観光客が多い大阪城にふさわしい作品を」 として南蛮屏風の原寸大(縦159㌢、横375㌢)の陶板を制作した。
陶板は天守閣入り口で一般公開される。