Rotary Club of Osaka Shirokita

2012~2013年 大阪城北RC


第36代会長
中 山 卓 三
Takuzou Nakayama

「ロータリークラブの原点に立ち返ろう」

この度、皆様の御推挙を頂き、第36代の会長を拝命いたしました。
 まず以って、創立より35周年を経た名実ともに伝統のある当クラブを築き上げてこられた諸先輩方に感謝の意を評したいと思います。若輩の私共が、このような大任をお受けすることは大変光栄に感ずるとともに、その重責に身の引き締まる思いであります。
 当クラブの今後の発展のため、微力ながら精一杯努力する覚悟でおります。
会員各位に於かれましては、何卒、叱咤激励を賜り、この重責が全うできますよう御助力の程お願いいたします。
 さて、現在の社会情勢を見ますに、内外ともに経済的には長期の不況感が継続しております。
 この状況を反映するがごとく、ロータリークラブに於きましても会員の減少が顕著に見られます。
 幸いながら、当クラブに於きましては、会員各位の御努力により、毎年新会員を迎えることが出来ております。しかしながら、退会者も出ており、人数の多寡の違いはあれ他クラブと同様に会員の減少傾向にあります。
健全なロータリークラブ活動を継続するためには、この傾向に歯止めを掛けなければならないと思います。
 そのためには、今一度立ち止まってロータリークラブが設立された原点を見直す必要があるのではないでしょうか。
 我々は、基本的精神「四つのテスト」を自身の職業に反映しつつ社会に貢献することを目的として集う団体のメンバーです。
そのことを相互に認識し、任意団体とはいえ、定められたルールを守り、尊敬しあいながら、親睦を深めることが本来の目的であったと思います。
本年度は、この目的に向かって今以上に、会員相互の信頼と親睦を深めたいと思います。
 会員相互の交流を活発化させるため、理事役員、委員長をはじめ会員の皆様方の御意見並びに協力を頂き、様々な方策を試行していきたいと思います。
対外的な奉仕団体としてのロータリー活動だけではなく、クラブ内が生き生きとした情報交換、相互扶助の場となるよう心がけます。
つぎに、本年度の唯一の対外事業として、インターシティーミーティング(I・M)を当クラブが担当します。
 現在、加藤昭男実行委員長のもと、鋭意検討を進めていただいております。
時宜を得たミーティングとなるよう、会員各位に於かれましては、積極的に御意見、御指導を頂きます様お願いいたします。

 最後になりましたが、原点に立ち返り、魅力ある大阪城北ロータリークラブを目指し励んで行きたいと思いますので、不行き届きの点も多々あると存じますが、何卒宜しく御支援、御協力を賜りますよう重ねてお願いいたします。

1932年、ロータリアンのハーバート J. テイラーが「四つのテスト」を作り、その11年後、ロータリーはこれを倫理規範として採用しました。以下の問いに示されたこのテストは100カ国語以上に翻訳されています。